レポートはまだ終わっていないのですが、久しぶりの更新です。
今日は9GOATS BLACK OUTの1stミニアルバム『Devils in bedside』 の紹介。
今年1月25日に、通販限定で発売されましたが、このほど追加販売が始まったようです。

9GOATS BLACK OUTは、ex) GULLETのVo. ryoを中心に、Gtの utA、Ba.のhatiによって
結成されたバンドです。
GULLETは後聴きだったのですが、1曲聴いて、ボーカルにはちょっと注目していました。
9GOATS BLACK OUTでは歌い方が変わった気がしますが、やはり巧いです。
曲調としては、いわゆる名古屋系です。
実は、元々名古屋系は少し苦手だったのですが、9GOATS BLACK OUTはヘビロテで聴けます。
以下、一曲ずつ感想を書いてみたいと思います。
『Devils in bedside』
1. sink7拍子、3拍子、4拍子が破綻なく一曲に紡ぎあげられていて、1曲目から巧い!と思わせてくれる。
各楽器の音が効果的な箇所に入れられていて、叙情性を高めながらアクセントにもなっています。
2. 690minシャウトも入ったアップテンポな曲。ギターの入れ方が名古屋な感じ。
途中でがらっと違うフレーズが入っていて、曲として面白い。
3. 夜想 -nocturne-曲はあまりノクターンな感じはしませんでしたが、詩的な歌詞に想像をかきたてられます。
意外と短い一曲です。
4. Den lille Havfrue歌詞が特に印象に残ったのが、1曲目とこの曲。
タイトルの意味は「人魚姫」なのですが、詞を読んで、個人的にジャン・デルヴィル作《オルフェウス》をイメージしました。
(追記に、歌詞の全文と、参考までに絵を掲載)
5. raw6曲中、最も妖しい香りを漂わせている一曲。
歌詞も曲もヴォーカリゼイションも、抑えた感じがエロチックです。
6. float音程、強弱、メロディーにメリハリのついた曲。時を告げる時計のような音が印象的。
サビとなる部分は英詞ですが、気づけば口ずさんでいます。
全体的に、「夜」を漂わせたアルバムだと感じました。
「夜」の持つイメージ…―メランコリー、狂気、穏やかな眠り、倦怠、艶めかしさ、哀しみ、危うい脆さ、永遠性、暗闇に際立つ光、独特の浮遊感―といったイメージが、各曲に凝縮されている気がします。
通販限定ということですが、広くおすすめしたい一枚です。
最近のヴィジュアル界は、失礼を承知で言えば、まだまだ力不足のバンドが乱立気味(Voがいいのに楽器隊がつまんなかったり、楽曲はセンスあるのにVoが残念だったり…)な気がしていたので、久しぶりに注目したいと思えるバンドの出現が、かなり嬉しいです^^
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